JGC修行中のトラブル!×アメリカ航空会社の対応
コロナ関係の話題の投稿が続きましたので、少し気分を変えて、飛行機の話でも。
アメリカの国内便の乗り継ぎで酷い目にあった話は、アメリカの赴任初日のエピソードとして紹介投稿させて頂きました。
sousuke22101243.hatenablog.com
これ以外にもアメリカ国内出張でとんでもない目に遭った事は数知れず。
今回はその内の一つのエピソードをご紹介します。
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- 1.フライト詳細
- 2.経由便にした理由
- 3. ステータスは「On time」
- 4.離陸していない・・・
- 5.シカゴ到着
- 6.アメリカン航空のカウンターへ
- 7.日系旅行会社に電話
- 8.アメリカ国内便の遅延率
- 9.まとめと教訓
1.フライト詳細
(1)時期
2019年9月頃
(2)経路
ワシントンDC→シカゴ→サンディエゴ
(3)航空会社
(4)経由時間
シカゴでの経由時間は1時間。大丈夫だと思っていたのですが・・・。
2.経由便にした理由
・私が最寄としている空港からは、「アメリカン航空」で目的地のサンディエゴに行く直行便はありませんでした。
・また、JGC修行中でしたので、サンディエゴのような西海岸への長距離フライトは、FOP(フライオンポイント)も割と期待できるため、直行便でなく、経由便にしました。
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・料金としても直行便よりも経由便の方が安かったのもあります。
アメリカ国内のフライトの場合、直行便よりも経由便の方がかなり安いということがよくあります。
3. ステータスは「On time」
・経由便ということで、とにかく遅延はやめて欲しい。
幸い、当日の朝、空港に到着してステータスを確認すると、「On time(予定通り)」
搭乗時間も予定通りに案内され、機内に乗り込み、ホッとしたのでした。
・ゲートから飛行機も離れ、滑走路へ順調に向かいます。
そして滑走路の手前でストップ。
この辺りでいつもより早く起きた私は眠気を感じ、寝てしまうことにしました。
4.離陸していない・・・
・1時間程の眠りについたでしょうか。機内アナウンスや周りの乗客の文句等の声で目が覚めました。
そこで気が付いたのは、
「まだ離陸していない!!」
機内アナウンス(恐らく、何度も同じことを説明していたのでしょう)では、
「滑走路が離陸待ちの飛行機で混雑しており、離陸待ちの状態です」的な内容でした。
どうやら、何本かある滑走路の内の何本かがトラブルで使えなくなった様子(この辺の英語は全く聞き取れず)。
・上記したように、私の今回の経路では、シカゴでの経由時間は1時間。この時点でほぼ絶望的。
・結局、離陸したのは予定時間から1時間半後でした。
5.シカゴ到着
・予定時間から1時間15分ほど遅れて、シカゴに到着(離陸は1時間半遅れなので、フライト時間自体はちょい短くなった)。
・しかしながら、当然のように、「シカゴ→サンディエゴ」はとっくに出発してしまっていました。
・とりあえず、フライトを振り替えてもらわなければならない。出張のため旅行代理店経由で購入したチケットのため、予約クラスが高く、振替は無料で可能。
6.アメリカン航空のカウンターへ
(1)既に長蛇の列
・この日はたまたま遅延の便が多かったようで、アメリカン航空のカウンターに行くと既に長蛇の列・・・しょうがないので待つことにしました。
・しかし、並んだ後からもどんどんと人が並んでくるため、私の待ち時間はまだ短い方でした。
(2)窓口は3つあるのに、2人で対応
・どうにも進みが列の進みが遅いと思っていたら、カウンターに窓口が3つあるのに、対応しているのは2人のみ。
日本だったらありえないですよね・・・。コンビニとかでも、少しでも待っている人がいたら、「レジお願いします!」って言って少しでも待ち時間が無いようにしてくれますよね。
まあ、ここはアメリカ。日本と同じ事を期待する方が間違っている。
↑真ん中のPCの前に係員がいない!
(3)ようやく3人目が登場
・しばらくして、ようやく3つ目の窓口に係員が登場。
しかし、のっそりのっそりとやって来て、既に対応中の他の2人への挨拶やジョークを交わしたりしている。
これもまた日本では考えられない。ええから早く対応してくれよ!と心の中で叫ぶ事しかできない。
(4)ようやく私の番
・ようやく私の番が回ってきて、事情を説明し、ボーディングパス(飛行機のチケット)を見せる。
・「はいよ、ほんじゃこれ、代わりの便のチケットね」
と言われてチケットを渡されました。イラつきもあったので、さっさと列を離れました。
(5)6時間後の便?!
・列から離れて、チケット確認すると、何と、「6時間後の便」でした。
到着は深夜になります。出張自体の用事は翌日からなので、間に合うことは間に合うが、いくらなんでも酷い。
念のため、アメリカン航空のアプリから他の便が無いか確認してみると・・・。
あるじゃん!1時間半後の便に空席が!!
しかし、こんな長蛇の列にもう一度並び直してると、それだけで1時間半ぐらい経ってしまいそう・・・。
7.日系旅行会社に電話
・なんとかならんもんかと、フライトを手配してくれた日系の旅行会社に電話して事情を説明してヘルプを求める。
・すると、「予約変更できます。今から予約番号をメールしますので、その番号をセルフチェックインの機械で入力すればOKです。窓口に並ぶ必要はありません」
か、神かよ・・・。
最初から電話すりゃ良かった。
・指示された通り、空いているセルフチェックインの機械で代わりのチケットの印刷でき、1時間半後の便で出発することができました。
・サンディエゴには当初の予定よりも4時間近く遅れることになりましたが、便を振り替えてもらわなかったら、そこから更に4時間半も遅れていたかと思うとぞっとします。
8.アメリカ国内便の遅延率
・今回の私のようなケースというのは決して特別ではなく、そもそもアメリカの国内便はよく遅延や欠航することで知られています。
正確なデータを探すことはできませんでしたが、下記のページでは、個人的に計算した結果ですと、
・アメリカ国内線の定時運航率は62%とのことでした。
また、日本の二大航空会社のANAは85%、JALは87%とのこと。
日本の航空会社の優秀さが光ります。
まあ、乗客の国民性も影響している感もありますが。
9.まとめと教訓
(1)アメリカ国内の経由便は遅延をするもの
上記の通り、アメリカ国内便の定時運航率は日本よりもかなり低いということに注意が必要です。
例えば、Expedia等で検索すると、「経由時間30分~40分」というような経路も候補として出てくることがあります。まず止めておいた方がよいでしょう・・・。
(2)遅延した場合の対策を予め考えておく
遅延することが前提として、「フライトを振り替える方法」を事前に調べておくとよいと思います。チケットによっては振り替えが不可能、もしくは追加料金が必要となる場合もありますので。
また、どうしても振替ができず、予想以上の待ち時間が生じることも見越し、待ち時間の過ごし方も考えておくと良いと思います。
(3)日本と同じサービスは期待できないことを認識
上記はアメリカン航空の例ですが、アメリカの他の航空会社もどこも似たようなものです。日本のサービスのレベルが格段に高いということをまず認識しておく必要があります。
(4)直行便やLCCの利用の検討
・私のように、どうしてもアメリカン航空を選択したかったような場合を除き、
直行便があるならば多少高くでも直行便を選択した方がよいでしょう。
・また、座席が原則として早い者勝ちのLCCの場合は、意外と定時運航率は高いとの説もあります。
今回はこの辺で。
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米国駐在における、日米比較等は以下をご覧下さい!
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米国駐在における陸マイラー、航空会社上級会員編は下記をご参照を!
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