ソースケのアメリカ駐在術・生活術

アメリカ駐在(2018年夏~2020年夏)、陸マイラー、投資家、ダイエッター

高校野球を語る

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 2020年の夏の甲子園大会はコロナの影響で中止になりました。

 夏の大会を目指して頑張っていた球児達は残念でならないでしょう・・・。

 球児達が何らかの実力を発揮できる場があると良いのですが・・・。

 私自身も元高校球児(甲子園等とは程遠いレベルの弱小校でしたが)でもありますので、私自身が考える現代の高校野球の問題と対策について記載しようと思います。

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1.「夏の大会」の是非

(1)日本の夏の時期の問題点

 ・私自身も経験があるのですが、日本の高温多湿の環境では屋外のスポーツは必ずしも適している環境とは言えません。実際、練習中、試合中を含め、日射病や熱射病になる球児が毎年後を絶ちません。勿論、スタンドで応援する観客にとっても過酷です。

 その「過酷さ」が感動のドラマを生むという側面もあるとは思いますが、未来ある球児、観客の健康が害するような事はあってはならないとは思います。

 

(2)対策等

 実は、甲子園においては、近年は驚くほど対策が施されています。

ASCII.jp:「夏の甲子園」の猛暑対策がスゴイ!現地で見た高野連の情熱と執念

 しかし、あまりにも猛暑日が続くとなると、例えば大阪ドームでの代替開催等もありなのではないかと思います(プロ野球との日程調整の必要性もありますが)。

 

 「目指せ甲子園」で頑張ってきた球児達が、全国大会で一度も甲子園の土を踏まないのはさすがに気の毒なので、「1回戦」は全て甲子園にて行い、「2回戦」以降は大阪ドームでの試合も混ぜる等。

 2回戦までは比較的日程的にも過密ではないので、甲子園と大阪ドームの同時進行で2回戦以降を開催することで、過密になってくる準々決勝以降の日程で休養日なども設けることができると思うのですが。

 

2.球数制限の問題

 ・甲子園大会で勝ち進んでいったチームは、日程的に必然的に連日の試合をする必要が出てきます。

 この時、特に問題になるのが、投手の連投です。勝ち上がってきたチームも当然強豪校のため、どうしても各チームのエースに頼らざるを得ず、エースは連日、相当の球数の連投を強いられることになります。

 その結果、夏の甲子園大会での多投の影響で、その後の選手生命が短くなったり、パフォーマンスが落ちたりするケースも多くなっているように見受けられます。

 ・とは言え、安易な球数制限は、複数の投手を擁する強豪校の方が有利になってしまいますし、待球作戦により、投手になるべく多くの球数を投げさせるという作戦を取る学校が出てくる可能性もあり、この点については慎重に慎重を重ねて検討すべきと思います。

 

3.「打高投低」の問題

(1)近年の傾向

 ・あくまでも個人的な見解ではありますが、昨今の高校野球の傾向としては、「打高投低」にあると思います。

 これは、投手のレベルが下がっているというわけではなく、打者のレベルが相対的に上がっている事を意味していると思います。

 ひと昔前は、ウェイトトレーニングがタブー視されていた時代もありましたが、今となっては、ウェイトトレーニングは一般的なものとして普及しています。

 その他、科学的な根拠に基づくトレーニング方法もどんどん取り入れられている印象があります。

 勿論、投手のトレーニングにも取り入れられているとは思います。投手の平均球速等は上がっているのではないでしょうか?

 しかし、それ以上に、「速い球を打つ」というトレーニングも、マシントレーニング等を中心に充実しているのも事実ではないでしょうか。

 ・これらが、結果として投手の過度な負担に繋がっているようにも思います。

 

(2)対策

 ・個人的には、「打高投低」の対策としては、バットの規定を変えるべきだと考えています。

 よく、高校時代にホームランを打ちまくった打者が、「金属バットから木製バットへの変更」に適応できず、成績が振るわなかったという話を聞いたことはないでしょうか?

 それほど、金属バットと木製バットとは異なるものです。

 理想としては、高校野球においても木製バットを導入すると良いのですが、木製バットというのは折れてしまうものなので、予算が潤沢でない学校にとっては辛いものになります。

 そこで、プロ野球でも使用する木製バットと各種の数値がほぼ同じとなるような金バットを開発し、それを公式のバットとすることを検討して欲しいと思います。

 こうすることで、投手の負担も減らすことができ、かつ打者にとっても、プロ入り後の戸惑いが減ると思うのですが。

 

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米国駐在における、日米比較等は以下をご覧下さい! 

sousuke22101243.hatenablog.com

米国駐在における陸マイラー、航空会社上級会員編は下記をご参照を!

sousuke22101243.hatenablog.com

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