アメリカ×コロナウイルス最新情報
コロナウイルスの影響は現在(2020年3月24日)がいよいよピークという印象です。
他の国の感染者数、死亡者数をアメリカが追い抜きそうな勢いです。
現状のアメリカの状況を私が分かる範囲でお伝えします。
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1.在宅勤務
・多くの州で、「原則在宅勤務せよ」との要請が州知事等から出されています。
感染者が多い州(カリフォルニア州、ニューヨーク州)等では、外出禁止令も出されているようです。
いわゆるロックダウン状態の州も多くなっています。
・別の投稿でも記載しましたが、元々、アメリカでは在宅勤務のインフラは日本に比べて整っていたので、在宅勤務が主になった事自体に対するパニックはそこまでは無いような印象です。
sousuke22101243.hatenablog.com
・アメリカの徹底っぷりを見ていると、最近の日本の状況をニュースやツイッター等から入ってくる状況と比べて、日本はやや油断し過ぎな気もします。
日本では本当にピークが過ぎているというながらよいのですが・・・。
2.レイオフ問題
・レイオフ(解雇)の問題もかなり深刻化しています。下記のように、飲食店がクローズしているので、やむを得ない事態かとはと思います。
その他にも、旅行業者等も当然ながらかなり影響を受けております。
・この点、日本と比較してアメリカの方がレイオフについても対応が早い・・・。
職を失われた方が平穏な暮らしを取り戻すことができる事を願うしかありません。
失業率が高くなると、治安の問題にも繋がりますからね・・・。
・職を失った人達のニュースを聞くと、原則として終身雇用の日本企業所属の駐在員で良かった、、、と思わざるを得ません。
sousuke22101243.hatenablog.com
3.飲食店・スーパー等
・多くの州では、飲食店は基本的にクローズ、もしくはデリバリーのみとなっております。
(↑コロナの影響で閉店した店や、デリバリーのみの営業になっている店↑)
これは雇用の問題にもかなり影響が出ていそうです。
・スーパー等では、店内の人数を規制したりして、混雑を避けるようにしています。
レジに並ぶ際にも、外で待機する際にも、店員が「6フィートは空けるように」と呼び掛けています。
(↑店外で待機する人や、店内に貼られた6フィートを示すテープ↑)
意味がある対応なのかどうか分かりませんが、とりあえずやれるべき対策はすべてやっているような印象です。
4.集会・イベントの中止
・集会は50人以上の規模のものは禁止となっています。したがって、必然的に学校等もクローズしているところがほとんどです。
・折角暖かくなってきたので、色々なイベントが企画されていたのですが、基本的に向こう1カ月間は全て中止や延期という感じです。
・各スポーツ、NBA(バスケ)、NHL(アイスホッケ)はシーズン途中で中断という前代未聞の事態、MLB(野球)については、少なくとも開幕を2週間遅らせる等の措置をとっています。
5.フライト状況
・アメリカ国内、アメリカ国外問わず、フライトは欠航がかなり多くなっています。
日本への便等も、一日置きへの運航になる等、かなりの影響が出ております。
6.アジア人ヘイトについて
・少しセンシティブな話になりますが、悲しいことにアジア人ヘイト、アジア人差別の問題は残念ながら多少なりとも耳にします。
幸い、私自身は今のところ嫌な思いをしてはいません(気付いていないだけかもしれませんが)。
・人間というのは追い込まれた時に本性が出るものです。差別に関する投稿についても触れましたが、残念ながら、こういう時に差別意識がある人の本性が出てしまうものですね・・・。
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7.給付金について
・上記のように経済活動が半減以下になっていると言っても過言ではないので、職を失う人も増加しております。また、飲食店の場合で時間給制で働かれている場合で、いわゆるシフトも減っていると思いますので、収入が半減以下になっているとの話も聞きます。
・このような人達への救済や、経済対策として、1000$単位での給付金を配るかどうかという議論が議会でされているようです。
・しかし、ここで「対象者はどの範囲なのか?」というところ懸念されています。
アメリカには以下のような方々がいます。
ここで、給付金の対象が、
(1)のアメリカ国籍保持者だけになるのか、
(2)のグリーンカード保持者もOKなのか、
(3)の就労ビザ保持者も対象になるのか、
(4)の学生ビザは保持者はどうなるのか、
という点がよく分かっていません。
おそらく、(1)のアメリカ国籍保持者だけになるのでは、という意見が現状ではやや強いですが、
2018年にアメリカで確定申告をした人は対象になるのではないか、という説もあります。
ただ、実際には一番影響を受けているのは、アルバイトをしながら学業に勤しんでいる(4)の学生ビザ保持者であったり、(2)や(3)の人達の内、仕事を失ってしまった人達なんですけどね・・・。
ちなみに、私ソースケの場合は(3)の就労ビザを持っておりますが、所属が日本企業のため、日本の会社が倒産しない限りは安泰です。
しかし、日本でも給付金の検討がされているようですが、私のような駐在員の場合は、
日本の給付金:日本に住民票が無いので対象外
なんていう事にもなりかねません(泣)
8.まとめ
・世界中でコロナウイルスの影響が日々深刻化している中でもアメリカはかなり深刻になっています。強制帰国を余儀なくされた知人もいます。
アメリカにお住まいの皆様は、引き続き、「Stay Safe」でいきましょう。
・日本から渡航する予定の方は、悪いこと言いませんので、しばらく延期した方がよいです。事態が収束してからアメリカ旅行を楽しんで下さい。
・そして、繰り返しになりますが、日本のやや楽観度合いが気になります。
まだまだ収束しているわけでは無いと思いますので、くれぐれも慎重に行動された方がよいと思います・・・
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米国駐在における、日米比較等は以下をご覧下さい!
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米国駐在における陸マイラー、航空会社上級会員編は下記をご参照を!
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