ソースケのアメリカ駐在術・生活術

アメリカ駐在(2018年夏~2020年夏)、陸マイラー、投資家、ダイエッター

アメリカ×クレーム×クレーマー

 

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アメリカに住むに当たっての心構えはいくつかありますが、

 その一つとして、「クレームを入れることを恐れない」ということ。

 ここで、「クレーム」とは日本語的な意味では、「文句を言う」というニュアンスに近いかと思いますが、本来の意味では「要求」であり、広い意味では、「依頼」も含むと私は解釈しています。

 この国では、主張しなければ負け。主張しないと損をします。

 世界的にみても謙虚な日本人は、多かれ少なかれアメリカでは損をします。

 まあ、アメリカに限らず・・・なところはありますけどね。

 

 以下、成功するかどうかはともかくとして、実際に私げ経験したり、見聞きした、クレームを入れるべき状況を書いていきます。

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1.外食のとき

 

  外食についてですが、チップ社会の癖にサービスが悪い(頼んだ品が出てこない、間違っている、テーブルが汚い、請求書の金額が間違っている等)、なんてことはよくあります。

  こういう時にはきっちと店員に是正するように主張しましょう。

  日本人はつい、黙ってしまいますが、こちらでは主張するのが普通です。

    

  また、ハンバーガーやステーキを頼んだ時に付いてくる大量のフレンチフライ。

  ある程度以上の店にいくと、これを他のものに代えてくれる場合があります。

  マッシュルームのソテーなんか代えてもらったらヘルシーですよね。

 

  まあ、これは「クレーム」というよりもより丁寧な「依頼(Ask)」の方ですので、偉そうにしないように気をつけましょう。

 

  私は、よっぽどフレンチフライが食べたい時を除いて、基本的には何か他の物に代えてもらってます。

 


2.仕事の依頼

 

 これは、「サービスの質」のところでも少し触れましたが、

 納期を指定して仕事の依頼をしたのに平気で遅れてくるなんてのもしょっちゅう。

 日本でも当然クレームものです。

 当然ながら、納期や仕事の量について、無茶な要求をしてはいけませんが、

 アメリカ人は割と仕事を受けるときは、

「OK、OK! 任せろ!その件に関しては私は経験あるから!」

 とか言って気軽に引き受けといて、納期間際に進捗を訊いてみたら、未だ全く手付かず・・・なんてことも。

 

 こんな時も当然、料金の見直しも含めて再交渉です。

 

 もちろん、契約社会なので、契約に反する主張はできませんが、その範囲内で最大限、こちらの要求をしましょう。

 

 遠慮してはダメです。今後もずっと舐められます。

 

 そもそも、見積もりの段階でダメ元で料金を吹っかけて来てるようにも思います。

 見積もりが適切かどうか、後に請求してきた金額が適切かどうかもしっかりチェックしましょう。

 

 「この料金おかしくない?」

 と質問したら、

 

 「あー、ごめんごめん間違ってた!」

 なんてこともよくあります。

 黙って払ってたらそのまんま貰うつもりだったろうに。

 

 

3.家賃の交渉

 

 アメリカでは各地で家賃が高騰しています。

 家主側が基本的に強気です。

 

 毎年のように、家賃の値上げの交渉をしてきます。

 

 ところが、私の場合、駐在期間が2年ということが分かっていたので、

 「2年間、家賃の値上げをしないこと」という条項を契約内容に入れてもらいました。

 お陰で、当然のように、2年目の家賃交渉はせずに済みました。

 

 また、長年こちらに住んでいる人の話だと、

 家賃の値上げ交渉の時に、

「今まで家賃の滞納もしたことないし、何の問題も起こしたことも無いのに値上げなんておかしい!納得できない!」と強く主張したところ、家主側が折れて、しかもそれ以来、家賃の値上げの件はずっと言ってこない、という事があったそうです。

 

 基本的に家主側が強気とは言え、家主側だって、できればなるべく長期間借りていて欲しいものです。家主にとっては、空室状態が続くというのは何より大きなリスクですからね。

 

 家賃交渉が必要になった場合、うまく行くかはともかくとして、

 「追い出されるんじゃないかという一歩手前まで粘ってみる」というのは試してみる価値があるかと思います。

 

 ただし、本当にやり過ぎて追い出されないように気をつけて下さいね・・・

 

 

4.不良品が届いた時

 

 購入した品が不良品だった、なんて事も日常茶飯事。不良品率は日本よりもアメリカの方が高いと思います。

 店で買った場合は、その店に再度行って、交換や修理を依頼すれば良いですが、困るのは今や当たり前になっているネット通販。傷がついていたり、色が間違っていたり、作動しないなんて事も珍しくありません。

 

 まあ、安かったからいいや、、、と泣き寝入りしてしまってもよいようなものならいいですが、高価な品だったらそうはいかない。

 

 キチンとクレームを入れて、対応してもらいましょう。

 

 こちらが怒りの姿勢を見せることで、早期に対応してくれたり、

 値段を割り引いてもらったり、次回に使えるクーポンをもらえたり、なんて事も。

 

 「言ってみるもんだなあ」と思うことは頻繁にあります。

 

 

 如何でしょうか?

 

 上記はほんの一例ですすが、「クレームを入れる」という行為、

 日本では「クレーマー」と思われやしないかと、やや気が引ける方も多いのではないでしょうか?

 

 しかし、アメリカに限らずですが、海外では主張してなんぼ。

 主張次第で損をすることも得をすることも。

 

 

 一つ懸念していることとしては、アメリカ生活に慣れてしまうと、

 日本に帰った時に同じ感覚でクレームを入れてしまうと、単なるクレーマー扱いされやしないか?ということです(笑)

 

 今回はこの辺で。

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