ラーメン二郎を語る×アメリカ×食べ残し×頂きますの精神
今日の投稿はアメリカ生活とはあまり関係ありませんが、このニュースを読んで思うところがありましたので、投稿させて頂きます。
【悲報】ラーメン二郎 亀戸店がマシマシ禁止決定 / 無理して食べて吐く客いる「インスタ映えのためにラーメン作ってない」 | バズプラスニュース
私はラーメン好きであり、いつもアメリカの外食の高さに文句を言いつつも、たまにどうしてもラーメンが食べたくなり、「日本の3倍」ぐらいはする料金を払ってでもラーメンを食べに行ってしまいます・・・。
そして、学生の頃にはまってしまった「ラーメン二郎」や「二郎系ラーメン」を食べるために、ボストン出張を利用して「夢を語れ(Yume wo Katare)」のボストン店に行ったほど、ラーメン二郎には愛着があります。
それだけにこのニュースは悲しい。
今回の投稿は、このニュースの考察と、日本とアメリカの食文化に少し触れようと思います。
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ラーメン二郎とは
ラーメン好きだとは言ったものの、ラーメン二郎とは、その他のラーメンとは完全に別物だと私は考えています。
麺、スープ、具、その全てにおいて、量及び質の点で他のラーメンとは一線を画しております。
初めて行った場合にこれを「美味しい」と思う人は稀なのではないか、とすら思います。
私自身も最初に行った時は正直美味しいとは思えませんでしたが、
友人に、「騙されたと思ってもう一度行け」と言われて、再チャレンジしたところ、見事にはまったという経緯があります。
大盛りの量
アメリカに来てかなり小食になってしまった事もあり、今の私では大盛りは厳しいと思います(以前は完食できましたが・・・)。
そもそも、「普通」の量が一般的なラーメン屋の「大盛り」のサイズです。
この程度のことはネットでググればすぐ出てきます。
それすらしないで大盛りを頼んでほとんど残すというのは、食べ物に関わる全ての人間を含めた生物に対して失礼としか言いようが無い、と私は考えます。
ニンニク入れますか?
ラーメン二郎、及び二郎系ラーメン店では、「ニンニク入れますか?」と訊かれたら、
「あり、野菜マシ(増し)、カラメ」等の呪文のようなセリフを客が回答します。
それぞれ、以下の意味になります。
・あり:にんにくあり
・野菜マシ(増し):野菜増量
・カラメ:スープを濃いめにする
その他、店によっては、
・にんにく:あり(またはマシ)、マシマシ(二倍マシ)、三マシ(三倍マシ)
・野菜:マシ、マシマシ(二倍マシ)
・アブラ(背脂):マシ、マシマシ
・カラメ:マシマシ
等のオプションがあるようです。それぞれ、「無し」にすることも可能のようですね。
ちなみに、私の「あり、野菜マシ、カラメ」は私の通常のオーダーです。
気分によっては「アブラ増し」、「野菜マシマシ」にしたりもします。
野菜マシマシはもう多分きついかなと思いますが・・・。
ちなみに、ボストンの「夢を語れ」では、「野菜マシ」で以下の量が出てきましたが、この量は私にとっては「マシマシ」です・・・。
各店舗によって、「マシ」や「マシマシ」の解釈の違いの幅が大きいので、注意が必要です。
レストランでの撮影、インスタ映え
私自身も、美味しそうな料理が出てきたらついつい写真を撮ってしまうことが多いですが、基本的に外国では料理の撮影をしている人はあまりいません。
日本人などのアジア人がほとんどなのではないでしょうか。
また、基本的に、料理の撮影をしてよいかどうかはお店側に確認しておくのがマナー。
私も基本的には訊くようにしています。
海外旅行等の記録やインスタ映えのために店内でバシャバシャとシャッター音とフラッシュで撮影するのはどう考えてもマナーとして良くないですよね。
しかも、ラーメン二郎のニュースの場合、撮影だけして、そのほとんどを残してしまうだなんて・・・。失礼極まりないことかと思います。
食べ残しの問題
アメリカでも大量の食べ残しの問題が取りざたされています。
(そもそも、アメリカでは一人前の量が尋常じゃない・・・)。
私は、食べ残しをするのが嫌なので、必ず以下の事をしています。
・店員に量を確認(できれば具体的に)
海外のレストランでは、日本のようにメニューに写真があることは非常に稀なので、一人前のサイズ感が分かりません。
なので、店員に具体的な量を訊くようにしています。
「具体的な量」としているのは、店員の「大して大きくないよ!食べきれるよ!」という言葉を信じて何度も何度も後悔したからです・・・(苦笑)
・付け合わせの有無の確認
頼んでもいないのに付け合わせでフレンチフライ(フライドポテト)が大量に来る場合もあります(実際はメニューのどこかに書いてあるんでしょうけど、気付かなかったりする)。これも確認して、量を減らしてもらうか、無しにするか、他の物に変更してもらったりします。
・ドギーバックの利用
アメリカを始め欧米では、ドギーバックやBoxと言って、食べ残したもの持ち帰る文化が割と一般的です。
高級なレストランであっても、特にマナー違反という事はないようです。
無理に食べたり、残してしまうよりは、持ち帰って、次の日の食事に回した方がよいと、私も思います。
「頂きます」と「ご馳走様」の精神
英語には、「頂きます」、「ご馳走様」に該当する厳密な英語はありません。
他のサイトでも調べてみましたが、
「さあ、食べよう(let's eat)」
「美味しかったね(It was delicious)」
というぐらいでしょうか。
接待等で奢ってくれた人には、「Thank you so much!」と勿論言いますが。
私は無宗教であり、信心深い方ではありませんが、この日本人特有の「頂きます」と「ご馳走様」の精神はとても尊いものだと思います。
これらの意味には、目の前の食事だけでなく、料理をしてくれた人、食材を運んでくれた人、そして食材、生命、全てに対する感謝が込められていると思うからです。
私は、日本語や日本の文化に興味のある外国人と食事に行き、関連する話題になった時には上記の事を説明するようにしています。
このような精神があれば、「無駄に大盛りを頼んで写真だけ撮って大量に残す」などという暴挙には出られないはずなのですが・・・。
今日は、ラーメン二郎のニュースから、色々と考察してみました。
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それではこの辺で。
米国駐在における、日米比較等は以下をご覧下さい!
sousuke22101243.hatenablog.com
米国駐在における陸マイラー、航空会社上級会員編は下記をご参照を!
sousuke22101243.hatenablog.com
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