投資について
現在、コロナウイルスショックや原油安ショック等で株式市場は大混乱ですね(2020年3月13日現在)。
ここ最近のダウ(米国株式の指数の一つ)や、日経平均(日本国内の株式の指数の一つ)の下がり方は、リーマンショック以来ではないかと言われたりしております。
こんな時だからこそ、あえて株式投資の基本について投稿しようと思います。
多分に私の個人的な主観が混じりますので、その点はご了承下さい。
突然ですが、あなたは老後資金は十分にありますか?
先日、老後の資金として2,000万円必要だとかいうニュースが話題になりましたよね。
お金が全てではありませんが、お金が無いと様々なトラブルが起きたり、人生の選択肢が狭まってしまうのも、残念ながら紛れも無い事実です。
もし、あなたが今現在で十分な貯蓄もあり、老後資金も心配ないというならば、このページを読む必要はないと思います。
また、同様に投資についての基礎知識が既にあったり、投資に積極的であれば、釈迦に説法になりますので、同様にこのページを読む必要は無いと思います。
さて、あなたは以下のどれかに当てはまりますか?
・現在の給料に不満がある
・現在の労働環境に不満がある
・働かなくても収入がある暮らしがしたい
・老後の資金に不安がある
どれか一つでも当てはまるのであれば、何らかの投資をすることを検討すべきと思います。
理由を以下の通り、説明します。
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資産を築く事ができる人の思想
突然ですが、あなたの手元に100万円があったとします。他に借金等が無いとして、その100万円を何に使いますか?
1.美味しい物を食べたり、欲しい物を買ったりする
2.宝くじを買って一攫千金を狙う
3.貯金をする
4.投資をする
この中で、「資産を築く事ができる人」の思想はどれでしょうか?
・・・言うまでもなく、4となります。
1.は単なる浪費です。一時の幸福は買えますが、資産は一生増えません。
2.の宝くじはギャンブルの中でも最も確率の低いものであり、これに賭けるのは良い選択とは言えません(私も年末の風物詩の一つとしてたまに買うことはありますが)。
3.の貯金は一見堅実に見えますが、現在の日本の普通預金の利息は0.001%ですので、100万円を1年間預けても、なんと利息は10円です。
という事で、資産を得ようとすると正解は自ずと4の投資をせざる得ないという事になります。
私の場合は、投資をしない事の方がこれから先の人生のリスクが高い、とすら思っています。
資産を1億円以上築いた人を映画のタイトルにちなんで、
「億り人」と言ったりしますが、億り人とまではいかなくても、必要とされる2000万円以上の資産を何らかの投資で築いた方というのは、少なからずいらしゃいます。
投資の利回りと複利の考え方
では、再度、あなたの手元に100万円あるとします。
これを年利5パーセントで10年間運用したとします。
10年後はいくらになっているでしょうか?
毎年の利息が5万円だから、5万円×10で150万円??
いいえ、違います。
正解は約163万円なのです。
なぜなら、計算式は100×1.05の10乗だからです。一年目の金利の5万円も投資の資金に回すという考え方です。これが複利の考え方です。利息に更に利息が付いて行く、という考え方ですね。
これが20年の運用になると、265万円と、元の金額(元本)を軽く超えてきます。
30年後には、なんと432万円になっています。
年利5%は難しい?
例えば株式投資の世界で、年利5パーセントの利益を出そうというのはさほど無茶な話ではありません。
なぜなら以下の理由があるからです。
自由な世界
株式市場を含めた投資の世界は自由です。
買うも買わないも、売るも売らないも自分で決める事ができます。
・昨日まで100円だった株が90円になった。この時に買うか買わないかを決めるのもあなた。
・100円の時に100株買った株が150円になった。この時に売って利益確定(利確)するか、もうしばらく様子をみる(ホールドする)のもあなたの自由。
・100円の時に100株買った株が50円になってしまった。この時に売って損をこれ以上出さないようにする(損切り)するか、もうしばらく様子をみる(ホールド、または塩漬け)するかもあなたの自由。
例えば、ギャンブル(パチンコやカジノ等)であれば、1プレイで負けたら玉やチップが減っていき、ゼロになればもうプレイすることができません。
一方、株式の場合は、一度買った株の価格が上昇しようが下落しようが、いつ売るかを決めるのは貴方次第なのです。
上記のように、仮に一度株価が半額になってしまったからと言って、半額がなくなってしまった事が確定するわけではありません。元の価格以上に戻る可能性は十分あるのです。
配当金とは?
多くの企業は配当金というものを株主(株を持っている人)に支払います。
これは、企業の利益の一部を株主に還元するという制度だと思って頂ければよいかと思います。
ここで、年利5%以上の配当金を出している企業がどれぐらいあるかというと、東証一部だけで335社ありました(2020年3月13日、Yhaooファイナンス調べ)。
極端な話、東証一部の年利5%以上の会社に投資して、配当金を更に投資する、、、という事を繰り返すだけでもOKという事になります。
(ただし、「配当金を多くだす」=「良い企業、安全な企業」というわけではないことに注意が必要です)
東証一部とは?
東証一部というのは、その会社の株式を売り買いできる場所(市場)の事であり、他に東証一部、東証二部、東証マザーズ等、様々な場所(市場)があります。
一般的に、東証一部、東証二部、東証マザーズの順に上場するのが難しく、上場するのが難しい市場に上場している会社の信頼度は高く、上場廃止や倒産のリスクが低いと言われております。
初心者であれば、東証一部の株のうち、知っている企業や自分が製品をよく使う会社の株に注目して調べてみるとよいと思います。
上場廃止のリスク
株主にとって、一番のリスクは「上場廃止」です。上場廃止となった株は基本的には紙くずとなってしまいます。
逆に言うと、「上場廃止」にさえならなければ、一旦、値段が下がって損失が出ていても(含み損)、再度値段が上がる事を待って、買った値段より上がった時に売れば利益を出すことができます。
また、その間に配当金を得ていた場合は、配当金の分も利益になります。
では、上場廃止のリスクはどれぐらいあるのでしょうか?
こちらのサイトにデータがありました。
https://kabu-securities.com/delisting/
東証一部の場合、年に1件あるか無いかというところ。
東証一部全体の銘柄数は2,166件(2020年3月13日調べ)なので、
よほどのことが無い限り「買った株の価値が紙くず(0円)になる」ということはありません(ただし、リスクは当然ゼロではありません)。
貸株金利
最近は、「貸株金利」を得ることができる証券会社が増えてきております。
「貸株金利」とは購入した株を一旦証券会社に「預ける」ことで、その株価に応じた金利を受け取れる制度です。
基本的に年利0.1%以上になっており、1%以上の金利の銘柄も多く、更に10%以上に設定されている銘柄もあります。
ただし、貸株金利が高い銘柄というのは、「信用売り」をされやすい銘柄、すなわち値段が下がりやすい銘柄であるという点に注意が必要です。
個人的には、長期投資目的であれば、とりあえず、「貸株」の設定をしておく事をお勧めします。
例えば、1株100円、年利5%の配当金、年利1%の銘柄を100株購入(合計1万円)し、1年間保有したのち、運よく110円で売却できたとします。
この時の利益は以下の通りになります。
合計、1600円の利益になります。
1万円の投資で1600円の利益なので、利回りは16%になりますね(税金等はとりあえず計算に含めておりません)。
100円の株価の値動きというのは、
・どこに上場しているか
・業績
・為替
・世界情勢
等など、色々な要因によって上下しますが、大体70円~130円の間で推移すると考えてよいと思います。
したがって、「100円で買って110円で売る」というのはそこまで非現実的なことではありません(もちろん、丁度1年後にぴったり110円になっている、なんていううまい話があるわけではありませんが)。
マネーリテラシーが身に付く
私自身も偉そうにこのブログであれやこれやと書いておりますが、最初から知識があったわけではありません(今現在も日々勉強中です)。
投資に興味を持ち、投資の世界に足を踏み入れ、成功や失敗を繰り返す中で、「なんとか成功したい」という気持ちから、自然と色々な事を調べるようになりますし、為替や世界情勢についても敏感になります。
これらについては、「知っている」と「知らない」とでは当然、「知っている」方がよいと断言できます。
お金に関する考え方や知識(マネーリテラシー)というのは、基本的には誰も教えてはくれませんが、幸いな事に、昨今ではネットを叩けば何でも調べることができます。
投資に興味を持ち、投資の世界に足を踏み入れるというのは良い切欠となるでしょう。
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※ただし、投資はあくまでも自己責任です。
今回はこの辺で。
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米国駐在における、日米比較等は以下をご覧下さい!
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米国駐在における陸マイラー、航空会社上級会員編は下記をご参照を!
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