ソースケのアメリカ駐在術・生活術

アメリカ駐在(2018年夏~2020年夏)、陸マイラー、投資家、ダイエッター

初心者のための株式投資の基礎×コロナの影響はいつまでか?

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 2020年4月10日現在、コロナウイルス、及び原油安の影響もあり、世界的に株安の傾向にあります。

 

 私の持ち株もほとんど壊滅的です(苦笑)

 

 正直言って予想以上の値下がりです。

 

 しかし、今回のような大きな下げ相場は長期的に見れば定期的にやってくるものです。

 

 大事なことは、「想定外の相場になった時にも焦らない」、「下げ相場になった時に購入(買い増し)できるようにしておく」ということかと思います。

 今日は、このような状況での株式投資の手法と心構え等について、素人に毛が生えた程度の私ではありますが、述べさせて頂きたいと思います。

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1.買い時はいつなのか?

 さて、現在株価は下がっておりますが、一体、いつが買い時なのでしょうか?

 つまり、株価の底はどのあたりなのでしょうか?

 正直言って、これは予想は非常に難しい。

 色々なアナリスト(分析家)の意見を日々読んでおりますが、皆さん言う事がバラバラです。

 基本的には以下の二つに分かれます。

 

 ・この辺りが底であり、今こそ買い時であるという説

 ・まだまだ下げ相場であり、今は買うべきではないという説

 

 それぞれの意見を読んでみても、それぞれ一理あります。

 何が正しかったかは数年後になってみないと分からないでしょう。

 

2.今が底であり、買い時であるという説

 詳細は省きますが、要は、コロナの影響もピークは過ぎた、もしくは現在の相場は既にコロナの今後の影響も織り込み済み(既に十分に下がり切った)、という説です。

 

 個人的には、今が底だと言い切るのはやや強引なようにも思います。

 コロナの影響がピークか否かについては、専門家の中でも意見が割れているところです。

 特効薬やワクチンの開発が進んでいる、進んでいない、様々な説があります。

 悲観的になり過ぎるのもよくはないですが、楽観視し過ぎるのも問題です。

 

3.まだまだ下げ相場であり、今は買うべきべはないという説

 コロナの影響、原油安の影響はまだまだこれからがピークであり、しかも各国での経済活動が止まっているため、本当の影響が出てくるのはこれからだとう説です。

 

 最も悲観的な意見の中には、「リーマンショック級、いやそれ以上の金融危機にまで発展する」というものもあります。

 

 ちなみに、コロナの影響が出る前、日経平均株価は、2万4000円を越えていた時もありましたが、コロナの影響が出始めて以降、下がりっぱなしで、3月19日頃には、1万6500円まで下がりました。

 

 現在(2020年4月10日)はやや回復し、1万9500円当たりというところです。

 

 「リーマンショック級」となると、これが8000円台まで下がるということになります。

 もしこれが本当になってしまうのであれば、こんな値段では到底買うことはできません。

 しかし、本当にリーマンショック級に下がってしまうのか、これもまた全く予想はできないでしょう。

 

4.リーマンショックを振り返る

 私はプロのアナリストではありませんが、ある程度の経験を積み、王道や手法は知識としてあります。

 また、別投稿でも書きました通り、私が株式投資を始めたのは、リーマンショックの影響から回復している真っただ中でしたので、あの時はよほどの下手な事をしない限りはほとんど多くの方が利益を上げていた時期でもあります。

 しかし、あの時、「ここが底だ」と思って買っていた人もいれば、「まだ底ではないかもしれない」と思って結局買い時を逃した人もいると思います。

 私自身もあの時に買いに走り、結局それが成功したのも「たまたま」です。

 

 株はみんな底値で安く買い、高値で売りたいものです。 

 それが予想できるならば、みんな勝ち組になっています。

 

5. 現在の買い方と心構え

 (1)まずは証券口座を作る

 とりあえず、証券口座を持っていない人は作っておきましょう。

 今が底であるにしろ、これからもっと下がるにしろ、証券口座が無いとどうにもなりません。

 (2)お勧めの銘柄

 株式投資初心者に私が個人的にお勧めするのは、「大手企業(東証一部)」「コロナの影響が少ない」「自分の愛用品等を販売している会社」の全ての条件が当てはまる銘柄です。

 ①大手企業(東証一部)

 大手企業も今回のコロナの影響で製造の中止等をせざるを得ないところも出てきております。

 しかし、中小企業やベンチャー企業に比べると、やはり大企業で、かつ今までの経営状況が健全なところは体力があります。

 さすがに製造中止等が、ここから先数カ月、もしくは1年単位で続くとなると本格的な危機を迎えますが、まずは安全のためにもこういったところから始めた方がよいでしょう。

 

 ②コロナの影響が少ない

 上記①とやや重複する部分もありますが、ここでは、「良い意味でも悪い意味でも」という意味です。

 良い意味というのは、「コロナの影響で逆に業績が上がっている企業」というところになります。

 例えば、在宅勤務のニーズが上昇した事により、IT関係では急に業績が上がっているところもあるようです。

 また、創薬ベンチャー関係の中にも、ワクチンの開発等の期待感から値段が上がっているものもあります。

 しかしながら、これらの情報は良くも悪くも「コロナ次第」という側面があります。

 在宅勤務のニーズで一時的に業績が上がったとしても、これが落ち着き、在宅勤務が完全に定着した時にどうなるのか。あるいは、危機が去って在宅勤務のニーズが低下したとしても、在宅勤務制度を残す会社がどれだけあるのか。その時に業績はどうなるのか。といった事を予測するのは容易なことではありません。

 また、創薬ベンチャー関係は、「ワクチンの開発に失敗」、「他の企業が先に完成」等のニュースがあれば、一気に下がってしまうリスクがあります。

 

 コロナの影響の動向に左右されやすい銘柄は、良い結果になればまさに一攫千金も狙えますが、よほどの企業分析ができていたり、情報通でない限り、手を出さない方が賢明かと思います。

 

 ③自分の愛用品等の販売している会社

 ・自分が普段使用している製品、定期的に購入している製品の会社については、それなりに知識もあるはずです。

 やはり、そういった会社の株を買うところから始めるというのが王道と言われております。

 そして、そのような会社が「株主優待」として、自社製品や、自社製品の割引券等を用意しているならば、愛用品を無料で貰えたり、安く買えたりするというメリットもあります。

 

 上記①、②、③の全てが当てはまる会社が無いかを、探してみるとよいと思います。

 

 (3)買うタイミング

 上記①~③の全てに当てはまる会社が見つかったとして、問題は「いつ買うか」ということになります。

 買い方としては、大きく分けて3つあると思います。

 

 ①今が買い時と信じて全力で買う

 前述の通り、日経平均は2万4000円→1万6500円→1万9500円と変移してきております。

 ここから、元の値段に上がって行くとすると、まさに今が買い時。

 例えば、株式投資に回せる資金が100万円あるとしたら、その会社の株を100万円分、全て買ってしまうという方法です。

 

 メリットとしては、本当に今が買い時で、元の株価に戻った時には大きな利益を得ることになります。

 デメリットとしては、実際はこれからまだまだ下がる場合です。仮にリーマンショック級まで下がるという場合だとすると、トータルで100万円分買った株の価値が半分の50万円以下になってしまうということも十分に考えられます。

 

 ②買い時を段階的に設定しておく

 例えば、現在100円の株があり、株式投資用の資金が100万円あるとすると、1万株は買える事になりますが、上記のように一時に買ってしまうと、メリットもありますがデメリットもあります。

 なので、例えば、100円で、1000株購入し、90円になったら更に1000株購入し、80円になったら更に1000株購入する・・・と繰り返していくパターンです。

 この方法ですと、仮に50円まで下がったとしても、平均的には75円ぐらいで5000株購入している事になり、損失はそこまで大きくありません。

 そして、その後リーマンショックが治まった後の株価の回復も再現されるとしたら、購入した銘柄も50円から、購入価格の100円を越え、150円や200円になることも期待できます。150円になれば購入価格の倍になっています(実際はこのような単純計算は成立しませんが、参考までに)。

 

 ドルコスト平均法を利用する 

    ドルコスト平均法というのは、株式に限らず、投資においてメジャーな手法の一つです。

 詳細の説明は省きますが、ざっくりいうと、

 

 ・定期的に購入する(例えば、1カ月に一回)

 ・定期的に購入する額は一定

 ・購入時の株価は気にせずに購入する

 

 という方法です。

 例えば、100円の株価の銘柄を購入するとして、毎月5万円購入するとします。

 1カ月目は、500株購入することができます。

 しかし、翌月、80円に値下がりしたとします。すると、購入できる株の数は、 

 50000/800=625となり、625株購入できることになります。

 逆に、120円に値上がりした場合は、

 50000/120=416.666となり、416株購入することができます。

 

 この方法は、以下のメリットがあります。

 

 ・株価が低い時は多くの株を購入することができる

 ・株価が高い時は購入する株価が少なくなる

 ・平均購入株価が安定する

 ・株価の上下をあまり気にする必要がなくなる

 

 ということで、初心者が株式投資をする方法として、お勧めされている手法でもあります。

 詳細は下記をご参照下さい。

ドルコスト平均法

 ただし、最近私が読んだ記事の中に、ドルコスト平均法はあまり有効ではないという指摘もあったということも付け加えておきます。

ドルコスト平均法で起こりうる3つの弊害 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

 

 とはいえ、株式投資初心者にとっては、今後株価が更に下がっていくにせよ、

 上昇していくにせよ、ドルコスト平均法は他の方法に比べてお勧めできる方法であると、個人的には思います。

 ドルコスト平均法で慣れた後、自分なりの手法というものを確立していくとよいと思います。

 

6.まとめ

 ・現在、コロナ等の影響で株価は下がっている

 ・しかし、現在の株価が底であるか、更に下がっていくかは全く読めない

 ・上昇していくにしても、下降していくにしても、ダメージを受けない買い方をした方が無難である

 

 証券口座をお持ちでない方は、お手軽に始められるLine証券をお勧めします。 

 通常株は最低購入単位として100株等が定められていますが、Line証券ですと、少ない株数で購入することができます。

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 ※ただし、投資はあくまでも自己責任です。

 

 今回はこの辺で。

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米国駐在における、日米比較等は以下をご覧下さい!

sousuke22101243.hatenablog.com

米国駐在における陸マイラー、航空会社上級会員編は下記をご参照を!

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投資編のその他の投稿はこちら!

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