ソースケのアメリカ駐在術・生活術

アメリカ駐在(2018年夏~2020年夏)、陸マイラー、投資家、ダイエッター

アメリカ×JMBサファイア×JGC×上級会員

       f:id:Sousuke22101243:20200201083025j:plain


 皆さんは何かのお店やサービス等の『常連さん』になったりしてますか?

 『常連さん』となれば、そのお店の人が顔を覚えてくれて、割引のサービスをしてもらったりすることってありますよね。

 

  飛行機の世界ほど、この『常連さん』への扱いと『その他の方』との差を分かりやすくしているものは無いかと思います。

 

 一般的に、世界中のほとんどの航空会社は、以下のようなシステムを取っています。

 

毎年の1月1日~12月31日の搭乗の実績をカウント

・その搭乗実績に応じて、翌年以降を『常連さん』扱いして、特別なサービスを提供

 

 この『常連さん』のレベルがいわゆる『ステータス』というやつです。

 航空会社さんは、一定以上の『ステータス』保有者に、以下のような特別なサービスを提供しています。

(↓↓この広告を押して頂けると本当に助かります(スマホ版のみ)↓↓)

 

 

専用チェックインカウンター

 特に連休前後、空港でのチェックイン時って、特にエコノミークラスは長蛇の列だったりしますよね?

 ところが、ステータス保持者は、この列に並ぶことなく、専用のチェックインカウンターを使えたりします。待ち時間が全く違います。

 

専用セキュリティチェック

 同じく、ターミナルに入るセキュリティチェックも長蛇の列ですよね?

 ステータス保持者は、この列に並ぶことなく、専用のセキュリティチェックの列からターミナルに入ることができます。

 

ラウンジ利用

    f:id:Sousuke22101243:20200202124959j:plain

 特に国際線の利用の時は余裕をもって、出発の2時間ぐらい前には空港に到着しますよね。

 チェックインが終わって、セキュリティチェックを通れば、後は飛行機に乗るだけなのですが、待ってるだけだと意外と長く感じませんか?

 この時間を最も快適に過ごせるであろう場が、「航空会社のラウンジ」です。

 基本的にはビジネスクラス等を利用している時にのみ利用できるラウンジですが、ステータス保持者はこのラウンジを使うことができます。このラウンジは、ゴールドカード等を持っていると入ることができる、いわゆる「カードラウンジ」とは異なりまして、以下のような特徴があります。

   

・美味しい食事

・豊富な飲み物(アルコール含む)

・快適な椅子(マッサージチェアなども!)

・充電のできるコンセント

・シャワールーム

・テレビ、雑誌...。

 

 このような設備を無料で使うことができます。

 カードラウンジでも充電ぐらいはできますが、食事は基本的にないか、あっても有料だと思います。

 腹ごしらえをするもよし、PCや携帯で仕事や娯楽で過ごすもよし、、、2時間なんてあっという間に過ぎてしまいます。

 長距離路線のフライトに乗る前にシャワーでさっぱりというのもありですよね。

 中には、フライトのかなり前の時間からラウンジを過ごして食事をしているような人も(ラウンジは常識の範囲で利用しましょうね・・・)。

 

優先搭乗

 飛行機の搭乗順も分かりやすく、基本的にはファーストクラス、ビジネスクラス、といった座席のクラスの高い人達から乗っていき、エコノミークラスは一番最後に乗ります。

 ただし、ステータス保持者は、ファーストクラスやビジネスクラスの人達と同じタイミングで機内に入ることができます。

 個人的にはこれにはあまりメリットを感じていませんが、エコノミークラスの乗客がかなり多いフライトの場合、手荷物の収納場所が無い、なんてことは確かにあり得るので、そういう場合ですと、エコノミークラスで搭乗した際のメリットはあるでしょうね。

 

優先キャンセル待ち

 個人的にはこれの威力は絶大です。以前の投稿で、「アップグレードキャンセル待ち」について記載しました。

アメリカ×確実にビジネスクラスにアップグレード - ソースケのアメリカ生活術・駐在術

 実は、飛行機の便におけるキャンセル待ちは、

 

(1)上級会員から

(2)キャンセル待ちをした順から(早い者から)

 

  の順に獲得できるようになっています。

  「キャンセル待ち」とは、「アップグレードのキャンセル待ち」に限らず、例えば、「この便に乗りたいけど、空席がない」というようなキャンセル待ちも、上の(1)、(2)の順となります。

 つまり、例えば、キャンセル待ちの人数が5人いて、あなたが6人目としてキャンセル待ちを依頼したとします。6人全員がステータス等が何もなければ、基本的にあなたの順番は6番目です。

 一方、他の5人が何のステータスもなく、あなただけがステータスを持っていたら、「あなたが1番目」となります。ステータスを取るような人達というのは、それだけ飛行機にも乗っているので、マイルも貯まっていることが多いです。

 そのマイルが使いやすくなるというのもステータス保持者、上級会員の大きなメリットですね。

 この辺りについては、JALさんとANAさんとで若干の違いがあります。

 ANAさんですと、特典航空券の枠については、上級会員用と一般用とで分けたりしていますしね。

荷物優先預かり

 飛行機が目的地に着いた。さて、預けた荷物は・・・。

 中々でてこない。本当に遅い・・・。

 こんな経験、ありませんか?

 実は、この「荷物が出てくる順」もファーストクラス、ビジネスクラスと同様に、「ステータス」が高い人ほど先に出てきます。ファーストクラスや一番ステータスが高い人とエコノミークラスの人とでは、荷物が出てくる時間にかなりの差があります。この差が次の移動手段にも影響してしまうこともあります。荷物は早く受け取りたいですよね。

 

 如何でしょうか?あまり飛行機に乗る機会は無くたまに旅行に行く時に乗るぐらいであれば、さほどメリットは無いかもしれません。

 ですが、出張で飛行機に乗る機会が多かったり、飛行機で頻繁に旅行に行く人であれば、そのメリットはかなり大きいのではないでしょうか?

 

 ただし、この『常連さんレベル₌ステータス』は、基本的には、達成してから数年経ったら、そのステータスを失ってしまのが普通です(毎年のようにステータスを達成するほど飛行機に乗りまくっているならともかくとして)。

 

JAL,ANA特有の制度

 しかし、我らが日本を代表する二大航空会社である、日本航空JALさんと、全日空ANAさんは、世界でも稀な制度を取っています。

 

 それは、

 「一度、一定以上の上級ステータスを取得すると、(ほぼ)一生、上級ステータスを保持している扱いをしてくれる」という制度です。

 

 そのステータスとはこちら

 

JAL:JMBサファイア

ANAANAプラチナ

 

 このステータスを取得には、1月1日~12月31日の間に、実際に飛行機に乗って、以下のポイントを獲得する必要があります。

 

JAL:50,000フライオンポイント(または50回搭乗+15,000フライオンポイント

ANA:50,000プレミアムポイント

 

 これらを1月1日~12月31日の間で取得します。フライオンポイントやプレミアムポイントは、基本的には、長い距離のフライト」「座席クラスの高いチケットを購入して」「実際に乗る」ことでより多く獲得できます。

 マイルと似たような概念ですが、こちらはマイルと違い、翌年の1月1日になれば完全にリセットされてしまう点に注意が必要です。

 なので、どれだけクレジットカードを使って買い物をしてマイルを貯めても、上記のフライオンポイントやプレミアムポイントは全く貯まりません。これは誤解している方がかなり多いので、注意が必要です。

 

 そして、JALさんやANAさんが提携しているクレジットカードの内、少し年会費の高い(1万円以上)を保有してさえいれば、以下に入会する資格を得ます。

 

JALJGC(ジャル・グローバル・クラブ)

ANASFC(スーパー・フライヤーズ・カード)

 

 そして、上記の少し年会費の高いクレジットカードを保有している限りは、(ほぼ)一生、このJGC,SFCといった上級会員の資格を維持できます。

 ※「ほぼ」と書いているのは、あくまで現在の規定であるからであり、今後規定が変わる可能性はゼロではないからです。また、会員に不正行為があった場合は除名されるとのことです。

 この上級会員である、JGCSFCがどのぐらい優遇されるかというと、基本的には、

常にビジネスクラス以上のお客として扱ってもらえる」と思ってよいかと思います。

 つまり、エコノミークラスに乗っていても、上記のメリットを全て受けることができます。

 

 そして、この上級会員は、JALANAだけでなく、JALANAと同じグループに所属している、「全世界全ての航空会社」でも、「上級会員」として扱ってもらえる、という驚きのメリットがあります。

 JALなら、ワンワールドアライアンスメンバーの航空会社

 ANAなら、スターアライアンスメンバーの航空会社

 

 例えば、JGCのメンバーであれば、同じワンワールドアライアンスのアメリカン航空に乗った時、ビジネスクラスに乗っているのと同様の扱いをしてくれます。

 これは本当にすごいことで、アメリカン航空の上級会員になったとしても、数年経ってそのステータスが維持できないということはあります。

 しかし、JGC会員になり、その資格を維持するためのクレジットカードだけ保有していれば、アメリカン航空に頻繁に乗らなくても、毎回、上級会員扱いされてくれます。

 

 なので、飛行機好きの人の中では、JGC修行、SFC修行といって、特に旅行等で用も無いのに飛行機に乗りまくってステータスを獲得する人達がいます。

 典型的には、東京⇔沖縄間の往復をしまくったり、沖縄の離島や本島の間の往復をしまくったりしていますね。

 私自身はここまではしたくは無いなと思っていましたが、しかし、メリットを考えると、これをやろうとすることは理解できます・・・。

 

 さて、そんな私ですが、アメリカ駐在期間を利用して、2019年、JMBサファイアのステータスを取得し、JGCに入会資格を得ました。

             

 

 その経験から、同じような境遇の人へ、駐在期間を活用した上級会員獲得の術をお伝えしたいと思います。

 なお、JGCの入会条件、SFCの入会条件については、JALの公式HPANAの公式HPからご確認下さいね。

(↓↓この広告を押して頂けると本当に助かります↓↓)

 

陸マイラーJGC編の他の投稿も是非ご覧下さい!!

sousuke22101243.hatenablog.com

駐在員目線での日米比較については下記をご覧下さい!

sousuke22101243.hatenablog.com

ブログ村のランキングに参加してます!良かったらポチっと協力をお願いします!

にほんブログ村 旅行ブログ 飛行機旅行・空の旅へ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村