学歴社会は終わったのか?(2)×高学歴取得の裏技
下記投稿では、日本の学歴社会の実情と将来、日米の学歴社会について記載しました。
sousuke22101243.hatenablog.com
再度まとめると、
・学歴社会は変わりつつあるが、未だ根強く残っている
・最大限の努力をして、少しでも上のランクの大学に入った方がよい
ということに収束されるかと思います。
とは言え、勉強の得意不得意があるのはどうしようもないものです。
また、個人的には、努力だけではどうにもならない、生まれ持った才能による壁というものもあると感じています。
個人的な経験ですが、私自身、初等教育、中等教育(小学生~中学生頃)では、学校の授業では基本的に分からないところはありませんでした。しかし、そのような時期でも授業について行けないクラスメイトはいました。
しかし、高校の授業あたりから、必死で勉強しないと付いていけなくなり、ついに必死に勉強しても分からない時期が到達しました。
しかし、そのような中でも、特に必死に勉強しているわけでも無いのに、テストではいつも満点近くを取るクラスメイトがいました。彼らに質問してみると、「なんでそんな事が分からないのかが分からない」というような様子でした。
この時初めて、「生まれ持った才能」の違いがあるものだと理解できたものです。
とはいえ、上記の通り、学歴はあるに越したことは無い。
今回は、自分の才能と努力の範囲内で、学歴を最大化する裏技をご紹介したいと思います。
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1.一般的な大学入試
いわゆる一流大学(旧帝大、その他一流国立大学、超有名私立大学)に入学するには、基本的にセンター試験(2021年からは大学入学共通テスト)を受け、次に各大学の本試験を受けることになります。
センター試験の点数が足りないと、本試験の受験すらできない大学もあります(いわゆる足切り)
そして、本試験に進んだとしても、東大や京大等では学部にもよりますが、倍率は3倍~5倍程度になります。
如何に狭き門かということが分かるかと思います。
2.AO入試制度
一部の有名私立大学でも、AO試験制度というものを取っております。
この場合、上記のようなセンター試験からの本試験というルートとは異なります。
しかし、一方で求められる能力の幅広さから、合格率もさほど高くはないと言われております。
3.推薦入学制度
高校と大学のレベルによっては、いわゆる「推薦枠」がある場合があります。
学校内での同級生との競争になりますので、勝ち取る必要がありますが、
場合によっては一流大学の推薦枠を獲得でき、上記の1.2.の方法よりも比較的容易に入学しやすい場合があります。
4.三年次編入制度の利用
1~3は一般的に知られておりますが、この辺りは知らない方も多いように思います。
旧帝大を含め、いわゆる一流大学と呼ばれるようなところであっても、
他大学の二年生を対象とした編入試験制度があったりします。
その試験に合格すると、三年生として編入学をすることができます。
センター試験では多くの科目の勉強をする必要がありますが、編入試験は科目数が絞られている場合が多いです。
また、倍率も、一年生として入学する時ほど高くはない傾向にあります。
一年生として希望する大学への入学が叶わなかった場合には、とりあえず合格した大学に入学しておき、そこから2年間かけてじっくりと編入試験に備えるというのも手かと思います。
三年次編入でも入学金等は払う必要はありますが、浪人するよりは将来的なコストパフォーマンスはよいと思います。
三年次に編入したとしても、最終学歴は、卒業した大学になりますので、就活等の点での有利さを得ることができますし、仮に人から学歴を訊かれた時にも最終学歴で答えるのが普通です。
5.大学院入学制度の利用
現在では、特に理系の学生を中心として、大学院に進むということも全く珍しくなくなりました。
旧帝大を含めた、いわゆる一流大学も、大学院生の確保のため、他大学の卒業生に対しても大学院への入試を広く認めている場合が多いです。
大学院の入試問題となると、専門性が絞られてきておりますので、試験の科目数も大幅に絞られております(難易度は高いですが)。
また、合格率もさほど低くない傾向にあります。
さらに、大学院の一部の学部の中には、「大学院のみにその学部がある」という学部があります。
つまり、経済学部→大学院でも経済学部、工学部→大学院でも工学部、というような繋がりがなく、大学院から初めて募集のあるような学部があります。
このような学部の場合は、旧帝大クラスであっても倍率がかなり低いというケースもあります。
あくまでも、その学部の特徴と勉強したい事がマッチすれば、という前提ではありますが、このような学部を探すというのも手です。
上記の三年次編入と同様に、大学院から入ったとしても、最終学歴はその大学院です。
6.三年次編入や大学院入試制度の取り扱い
上記の通り、三年次編入制度を利用しても大学院入試制度を利用しても、
「最終学歴」はあくまでも最後に卒業・修了した大学ではあります。
しかし、企業の採用担当は当然ながら、「全学校歴」も参考にします。
1年次からその大学に入った学生と、三年次や大学院からその大学に入った学生とでは、取り扱いがやや違うという話があるのも事実です。
基本的には、前者の方が有利ではあります。
しかし、後者の場合は、「目標に向かって努力ができる」という印象を与えることにも繋がります。
編入した理由、大学院にその学部に行きたいと思った理由などをうまく説明できると、必ずしも不利にはならないと思います。
7.まとめ
・今回は、自身の能力と努力を範囲内で学歴を最大化する方法についてまとめてみました。
・別の投稿でも書きましたように、私自身は「学歴さえあればよい」という考えを持っているわけではありませんが、「学歴を高くできるなら高くすべき」という考えでもありますので、今回のようにまとめました。
・最後に、ドラマ化もされた有名な漫画の「ドラゴン桜」をご紹介します。
「大学は東大に行け!」「東大に行くのは簡単だ!」という刺激的なフレーズで人気にもなった漫画ですね。
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